毎度格別なお引き立てに賜り心より御礼申し上げます。商品情報2026年8月号をお届けします。
- 大型船
・アジ 730トン
鮮度並~悪 身脂薄々~無 ラ-ドほんの少々 魚体:やや長手~長手 餌残り(鮮魚・冷凍・生切)
300g:42トン 浜値450〜600円/㎏
200g:230トン 浜値480~1,083円/㎏
150g:72トン 浜値380~1,250円/㎏
100g:386トン 浜値211~722円/㎏
・サバ 1,786トン
鮮度並~弱 身脂無し 餌残し 魚体:長手 (冷凍・鮮魚)
200〜650g: 浜値161~555円/㎏
・ウルメイワシ 152トン
鮮度並~悪 身脂薄〜薄々 魚体:並~やや長手 (冷凍・鮮魚)
50~200g: 浜値89~204円/㎏
- 松浦小網
・サバ 1,877トン
鮮度並~悪 身脂無し 餌残し 魚体:長手 (冷凍・鮮魚)
200〜650g: 浜値89~666円/㎏
・アジ 12トン
鮮度並~悪 身脂薄々~無し 餌残し 魚体:やや長手~長手(鮮魚・冷凍・生切)
100~700g: 浜値250~1,600円/㎏
・小イワシ 1,403トン
鮮度並~悪 魚体:やや長手~長手 身脂薄々 (冷凍)
6~15g: 浜値25~90円/㎏
・ウルメイワシ 123トン
鮮度並~悪 魚体:やや長手~長手 (冷凍・鮮魚)
50~200g: 浜値115~204円/㎏
- 長崎小網
・イワシ 122トン
鮮度並~悪 魚体:長手 身脂薄々~パラ(鮮魚・冷凍)
40~80g: 浜値150~825円
・小イワシ 1,200トン
鮮度並~悪 魚体:やや長手~長手 身脂薄々(冷凍)
8~15g: 浜値50~80円/㎏
・ゴマサバ 100トン
鮮度並~やや弱 魚体:並~やや長手 身脂無し(鮮魚・冷凍)
500〜600g: 浜値250~388円/㎏
・ヤズ 176トン
鮮度並 魚体:やや長手~長手 身脂無し(鮮魚)
2.5k: 浜値300〜825円/㎏
〇サンマ
・日本
7月9日に北海道沖で流し網漁を操業していた4隻が、釧路港にて今期のサンマ初水揚げを行いました。
数量は計103kg程度で、不漁時期以前の水揚げ量からするとごくわずかではありましたが、ご祝儀相場にて浜値はキロ44万円と史上最高値となりました。サイズも大きい個体は1尾160gを超える大きさでしたがその後は水揚げも無く、現状ではこの日1日のみの水揚げとなっております。
・台湾
日本EEZ海域外では台湾船が6隻のみ操業中です。日本の大型船も船凍品試験生産の調査を兼ねて同海域にて操業中ですが、こちらの海域では魚群がわずかなうえ、サイズも100g未満の小型サイズ中心の内容です。
7月は通常であれば多くの船が操業を開始している時期ではありますが、以上の様な低調な漁獲操業での経費増を避け、今期は高雄からの出航を8月以降にと遅らせています。
〇ズワイガニ
・ロシア
極東ロシアでは生産量が徐々に増加しています。中国向け活魚需要が落ち着いたことで冷凍向けの生産が増え、ドル建て価格は軟調に推移しました。しかし、円安の影響により国内では価格面でのメリットが出にくい状況です。
・カナダ・ノルウェー
8月は主産地であるカナダ(ニューファンドランド)とノルウェーで漁獲枠の消化が進み、漁は一段落しました。米国向けの需要が引き続き強く、高値での取引が中心となったため、日本向けの供給量は円安の影響も重なり、非常に少ない状況となっています。
・日本
国内ではロシア産の大型サイズの在庫が多い一方、カナダ・ノルウェー産の入荷減により小型サイズは不足気味となっています。今後は国内加工向けの需要も本格化すると見られるため、小型サイズを中心に相場はやや強含みで推移する見込みです。
〇タラバガニ
・ノルウェー
夏季休暇明けの8月中旬から本格的な生産が始まります。米国向けの需要が引き続き強いと見られるため、相場は高値で推移する見込みです。
・ロシア
9月の極東オホーツク産の新物が出回るまでは大きな動きはありません。一方で、国内では大型サイズの在庫が多い状況です。年末需要に向けて小型サイズの引き合いが増えることが予想されるため、小型サイズはやや値上がりする見込みです。
〇樺太ししゃも
・原料状況
アイスランドの新物原料が8月から国内に順次搬入されてくる見込みです。
そうなれば国内原料は潤沢になり、来年も豊漁が予想されるためしばらく価格は横ばいでの推移と考えられます。
・製品状況
上記通り8月からは順次、製品が出来上がってきますので供給は安定しそうですが、各社どのような価格で販売するのかは注視が必要です。
〇鯖
・大西洋
先月に引き続き依然、各パッカーは在庫を持っているものの値段を下げることはせず横ばいにて推移しております。為替が円安にブレてきているため値段は2025年シーズンより上昇しております。
新シーズン開始は8月中旬を予定しております。
各社、2025年新物原料に合わせた値上げを行っていますが未だその価格には達しておらず慎重な段階値上げを行っている状況です。今後の動きに注視が必要です。
〇鮭鱒類
・銀鮭
6月後半から、銀鮭ドレス原料(6/9サイズ)の引き合いが強まっています。主な要因として、チリ現地での加工がトリム製品優先になっているため、ドレス原料の搬入が10月以降となる見込みです。その影響から、国内在庫が今後タイトになると予想され、各社で確保の動きが強まっています。
また、定塩銀鮭Fの加工についても、従来の4/6サイズから6/9サイズへの切り替えが進んでいます。比較的単価の安い6/9サイズの使用が増加したことで需要が集中し、相場高騰の一因になっていると考えられます。
トリムCについては、国内在庫が不足しており、各社とも十分な数量を確保できない状況です。相場も上昇していますが、それ以上に現物の確保が難しくなっています。新物の搬入は8月後半を予定していますが、お盆商戦までは供給不足の状況が続く見込みです。
・トラウト・アトラン
トラウトのトリム製品は、4月以降も搬入はあるものの絶対数量が少なく、入荷分は順調に消化されています。そのため、次回搬入分については為替の影響も重なり、現状では約1割程度の値上がりが見込まれています。
アトランティックサーモンについては、ノルウェー産の増産により供給が安定しており、相場はやや軟調に推移しています。10月頃までは、生鮮・冷凍ともに比較的弱含みで安定した相場が続く見込みです。
〇うなぎ
他魚種の値上がりが続く中、2年連続の豊漁となった鰻は、土用の丑の日に向けて量販店・外食ともに販売を強化する動きが見られました。特に国産うなぎを中心とした売場展開が目立ち、販促にも力が入れられていました。
一方、中国加工品については、相場下落を見込んだ各社が4月頃まで買い控えを続けていました。
5月以降はオーダーが一気に集中したことに加え、円安の影響も重なり、相場は約1割上昇しています。現状も現地での加工量は多く、国慶節までは相場横這いの予想ですが、秋口から大手回転ずしなどが契約を始めるため、10月以降の相場暴落に注意が必要です。
〇サワラ・サゴシ
・中国サゴシ
====2025年原料状況===
新物原料水揚げは年内で終了しました。
水揚数量は少なめで、太刀魚・黄グチなど他の近海魚が少ないため浜値は上げ基調になりました。
・韓国原料
====2025年原料状況===
サワラ・サゴシとも前年並みの漁模様でスタートしましたが、サゴシは11月以降に不漁化したため
大幅減産となっており、サゴシの原料価格は尻上がりに上昇しました。
今シーズンはサワラ・サゴシとも中心サイズが小さく、サゴシが600-700g主体、サワラは1.5-2.5㎏が多い状態です。
3㎏UPの大型原料は少なく、ベトナム内販向け需要が強いため今後は品薄になってくると予想されます。
・日本産
サワラ・サゴシとも水揚げ少なく大半が鮮魚出荷される状態が続いております。
現在までまとまった数量は見られていません。
・サワラ・サゴシ製品
暫く値上がりしておらず、価格が安定している魚種であるため、新規導入が増加傾向になっています。
円安により原価上昇しておりますが、現行価格は横這いを維持した状態です。
〇キス
円安が続いており、現地オファー価格と日本国内の相場にギャップがあり、国内在庫の小型サイズの
販売が好調になっています。各社買い渋り中につき、今後は品薄となるサイズが出てくる可能性が高いです。
現地の漁獲アソート
15~25尾 60%(内20尾が約40%程度)
30~40尾 40%
50尾 ほぼなし
〇アサリ
高水温の影響で新物の水揚げ開始が遅れ、原料価格が上がり気味です。サイズは大型が少なく、S~Mサイズ中心になります。
為替が昨年同時期に比べて1割ほど円安となっており、新物製品は大型サイズを中心に価格が上昇する見込みです。
〇パンガシウス
先月同様、現地相場に大きな変動はなく引き続き横ばいで推移しております。
ただし、製品のドル価格は大きな変動がないものの、為替の円安進行の影響で各社輸入コストの上昇は避けられない状況です。
上記を要因に今後はやや強含みでの推移が予想されますが、それでも他魚種と比較して価格面の優位性は大きいので、様々な業態で商品開発が行われています。
よって今後更なる取り扱い増が見込まれます。
〇いか(中国産)
アメリカオオアカイカ(ペルーイカ)については、現地原料価格・製品価格ともに前月から大きな変化はなく、横ばいで推移しています。一方で、2年前の急激な価格高騰をきっかけに市場規模が縮小した影響が依然として残っており、需要の回復は限定的です。一部商社では在庫を抱える状況も見られ、全体として販売は伸び悩んでいます。
スルメイカについては、市況に大きな変化はありません。マツイカ不足による代替需要は継続しており、スポットでの製品オファーも引き続き見受けられますが、まとまった数量の安定供給には至っておらず、需給は引き続き引き締まった状況が続いています。
マツイカについては、禁漁措置が継続しており、新規原料の供給は依然として限定的です。さらに、国内ではマツイカの取り扱いを終了する商社も複数見られ、流通量が減少していることから、既存の供給先への引き合いはやや増加しています。当面は品薄感が解消される見込みは薄く、引き続き安定調達が課題となっています。
需要面では、7月中旬頃から夏祭りやイベント需要が本格化し、スルメイカ、マツイカ、ペルーイカを使用したいか串など、イカ焼き向け商材の販売が好調に推移しています。夏季需要は8月も継続すると見込まれており、イベント・屋台向けを中心に引き合いが期待されます。
〇冷凍野菜
夏季野菜類の生産が開始となりました。
引き続き順調に推移しており、作柄への懸念事項はありません。