毎度格別なお引き立てに賜り心より御礼申し上げます。商品情報2026年2月号をお届けします。
- 大型船
・アジ 59mt
鮮度並~悪 身脂薄々~無 魚体:やや長手~長手(鮮魚・冷凍)
500g: 1mt 浜値K1100~K550円
400g: 5mt 浜値K1280~K600円
300g: 6mt 浜値K 700~K600円
200g: 15mt 浜値K1000~K550円
150g: 30mt 浜値K720~K240円
130g: 2mt 浜値K530~K140円
・サバ 2865mt
鮮度良~悪 身脂薄~無 やや長手
800g : 5mt 浜値K770~720円
700g : 60mt 浜値K1050~K400円
550g : 300mt 浜値K550~K350円
450~500g : 450mt 浜値K480~K330円
350~450g : 300mt 浜値K450~K250円
300~350g : 600mt 浜値K390~K250円
250~300g : 1100mt 浜値K350~K200円
150~200g : 50mt 浜値K250~K120円
- 松浦小網
・サバ 1136mt
鮮度良~悪 身脂薄~無 やや長手
250~400g : 1130mt 浜値K390~K100円
100~200g : 6mt 浜値K250~K110円
・ゴマローソク 鮮度良~悪
300-500g : 50mt 浜値K3430~110円
- 長崎小網
・ウルメイワシ
20-60g :350mt 浜値K125-75円/kg
・アジ 360mt(鮮度良~並 やや長手 身脂無 卵白子あり)
400~70g 浜値K1500~200円(鮮魚)
・ブリ 無
〇サンマ
原料シーズン終了いたしました。
次回更新は来シーズンとなります。
〇ズワイガニ
・日本
ロシア船凍品が余っており、総じて国内相場は横ばいから下げ相場に転じると予測します。
・アメリカ
先月報にも記載の通り、2025/26年度のアメリカ(ベーリング海)産オピリオ種ズワイガニ漁の漁獲枠は昨年度の2,140トンより97%増の4,218トン(製品換算2,650トン)と発表されました。また助宗漁が好調の為、年明けからの予定であった漁の開始時期の調整が必要な様子です。現在、米国の同種市況は堅調で、昨年同様に大半が米国内での消費が中心となることが予想されます。為替も依然円安傾向なので、日本向けは昨年よりも少し多い程度(昨年は、ボイルブラインバルク約100トンにとどまった)と予想します。
ベーリング海のオオズワイガニ(バルダイ種)のTACは前年比79%増の5,103トンと伸長しました。そのうち西経166度以西が2.2倍の4,590トンと増加した一方、同以東が36%減の513トンと減少しました。昨年よりも高騰し取引が行われると推察され、米国は在庫が一掃され身軽な様子です。漁期は今年の3月31日までとなります。
・ロシア
1月1日オープンとなったバレンツ海ズワイガニ漁では、ロシア側は旧漁場での操業が主体の為サイズは小型が中心となります。
極東オホーツク海操業については、4月のオープンとなる見込みで引き続き情報があり次第アップデートさせて頂きます。
・カナダ
漁獲枠分はほぼ全量、米国向けになると考えられます。
・ノルウェー
1月1日オープンとなったバレンツ海ズワイガニ漁では、ノルウェー側の漁獲枠が昨対微増の12,336トン(2025年度12,054トン)となる中、米国向け販売をもくろみ大型船を北上させ280g以上の大型サイズセクションの漁獲を目指し生産が進んでいます。その一方、小型船は流氷を懸念し春以降の操業を目論む生産者が多い様子です。トランプ関税が足枷ではありますが、在庫薄の米国マーケットに向けた操業で相場は昨年を上回る価格で取引されると予想されます。
〇タラバガニ
2025/2026年度、米国ブリストル湾のタラバガニの漁獲枠は前漁期比16%増の1,216トン。しかし、ロシア産との値差が大きいことから日本向けは前年(輸入量は36トン)と同様に僅かな扱いとなりました。一方、ロシア産漁獲枠は2022年以降5年連続12,690トンに据え置いかれています。また、2026年におけるロシア極東の漁獲枠は前年比19%減の13,202トン。増枠が実現すれば、初めてバレンツ海が極東のTACを上回る可能性があります。2月の相場は現状の横ばいで推移すると推察します。
〇ベニズワイガニ・トゲズワイガニ
深海性の両種は他のカニ類と比較すると価格が安価な為収益性や枠の消化率が低い傾向にあります。20年の第1回の競売時にも入札者がなかなか現れず、競売の無効や値下げを経て今回、7回目で全ての落札者が決まりました。今後、漁が再開されることが確定し、供給するプレーヤーも確定されました。台湾等アジア圏での扱いが増加傾向なことから、相場は徐々に上げ相場と推察します。
〇樺太ししゃも
・原料状況
アイスランドの枠が更新され197,000mt(仮決定は43,700mt)となりました。
例年より若干少ないですが、十分な枠が発表されたため原料の動きには注視が必要です。
・製品状況
先月に引き続き小型も徐々に市況から在庫尽きており、各社売り絞りを始めております。
新物の搬入は最も早くても6月頃になりますので在庫が少ない状況が暫く続く見込みです。
〇鯖
・大西洋
冬の原料シーズンも終了。
枠が大幅減枠ということもあり、出漁する船は極一部となりました。
秋シーズンから価格に大きな変化はなく、原料の価格はこのまま横ばい予想。
製品に関して、各社値上げをしてきており旧正月/テト明けには大体の値上げが完了すると見込まれます。
しかし、昨年の1.6倍ほどになった製品が順調に販売するかは不明瞭であり今後も注視が必要です。
〇鮭鱒類
・銀鮭
先月報に引き続き、アトランティックサーモンの相場回復、秋サケ不漁、為替レートの問題などにて国内相場が高騰しております。チリ現地からのオファー価格も0.5ドルほど値上げしてきており、サイズも大型サイズ中心として4/6サイズの仕入れが難しい状況となっております。しかしながら1月は荷動きが悪く、販売の為、若干安い商品が出回っている。生産量としては昨年よりも5%ほど多くなる予想ではありますが、大型化している為、主となるサイズの切り替えが今後出来るか、加工屋筋の頭を悩ませる状況となりそうです。トリム製品は、当初の搬入数量より一部パッカーが生産量を減らすとの事で、2月以降の価格がもう一段階上がること、4月以降は現物在庫が足りなくなる予測もあり、今後の搬入に注意が必要です。
・トラウトサーモン
先月報に引き続き、トリムCの生産が来年の3月まで見込めないとの事で、国内のトリムCの不足感が出てきており相場が強くなっています。トリムEの生産中心となり、トリムEに関しては相場横這いではあります。ただ、年末向けにて状況変化によっては今後強くなることも想定されます。
〇うなぎ
ドミニカ共和国の原産である事を証明する書類について、1月初旬に掲載要請が撤回されたため、旧正月明けの搬入に関しまして相場が下がる予想です。
東アジアのシラス漁に関しましても、大漁ではないですが、継続的に漁獲あり、昨年の池入れ事情を考えますと、さらに池入れ数量は過多となり、活鰻、冷凍製品共に相場の下落はジャポニカ種、ロストラータ種共に下がり、特にジャポニカ種の下げ幅は大きいと予測されます。
国内のシラスも1月は九州で定期的に漁獲あり、日本国内の池入れも問題なく進むため、おそらく横這いから若干の下げ相場と思われます。
〇サワラ・サゴシ
・中国サゴシ
====2025年原料状況===
新物原料水揚げは年内でほぼ終了しました。今後、春節までは中国内販向け鮮魚出荷が増加します。
水揚数量は前年並みで少なめ、太刀魚・グチ他の近海魚が少ないため浜値は尻上げ基調になりました。
・韓国原料
====2025年原料状況===
サワラ・サゴシとも前年並みの漁模様でスタートしましたが、サゴシは11月以降に不漁化したため
大幅減産の状況になっており、原料価格が上昇中です。
今シーズンはサワラ・サゴシとも中心サイズが小さく、サゴシが600-700g主体、サワラは1.5-2.5㎏が多い状態です。
3㎏UPの大型原料は少なく、ベトナム内販向けが強いため今後は品薄になってくると予想されます。
・日本産
先月報に引き続き、サワラ・サゴシとも水揚げ少なくほぼ鮮魚出荷の状態です。
現在水揚げシーズン中ですが、今の所まとまった数量は見られません。
・サワラ・サゴシ製品
価格は秋口に一旦底打ちし、暫く横這いで推移しておりましたが、今後は円安により原価上昇するため、徐々に値上がり傾向に入ると思われます。
サワラ製品は円安によるコストUPのみですが、サゴシ製品は原料価格でも上げ基調になっています。
〇キス
全体的に大型サイズの水揚げ中心。
15~25尾 70%(内20尾が約50%程度)
30~40尾 30%
50尾 ほぼなし
先月報に引き続き、全体的に大型サイズの水揚げ多く、40~50尾サイズの漁が無いため引き合い強め。
〇アサリ
昨年の水揚げが順調だったこともあり、在庫・相場状況は安定しており、今年の春までは需給バランスの取れた状況が続くと思われます。春漁の状況と為替次第で、5月以降の国内相場が決まってくる見込みです。
〇パンガシウス
2月中旬からテト休みとなるため、各パッカーへ引き合い強い状態が続いております。
日本国内では、多魚種の高騰より搬入量は増加傾向が続いており、今後も安価な白身魚の代表として安定的な販売推移が予想され、価格に関しては為替の乱高下もあり、注意する必要があります。
〇ペルーイカ(アメリカオオアカイカ)
昨年夏頃より小型原料の水揚げが増え始め、足元では大型原料についても潤沢な供給状況となっています。
一方で、ペルー・チリ・中国各国において原料在庫を多く抱えており、各地から安価なオファーが出回っている状況です。しかしながら、消費国側では相場が上昇していた時期に確保した原料および製品在庫を十分に保有しているため、新規の買い付けは慎重で、実需ベースの動きは限定的となっています。
中国からの製品オファーについては、パッカーごとに価格差が大きく、同規格であっても20%程度の開きが見られるケースもあり、相場感が掴みにくい状況が続いています。背景には、各社が在庫回転を優先する動きと、先行き不透明感から様子見姿勢を強めていることがあると考えられます。
国内相場については、時折スポット的に安価な商品が出回る場面はあるものの、市場全体としては大きく崩れるまでには至っていません。各社とも他社の動向を慎重に見極めながら在庫調整を進めており、当面は弱含みながらもレンジ内での推移が続くものと見られます。
今後については、在庫消化の進捗次第で相場が動く可能性もあるため、引き続き原料・製品双方の動向を注視していく必要があります。
〇スルメイカ・マツイカ
スルメイカおよびマツイカを取り巻く市況については、全体として先月から大きな変化は見られていません。中国からの製品価格についても、両魚種ともに概ね先月と同水準で推移しており、現時点では目立った価格変動は確認されていない状況です。
マツイカについては、春節前のタイミングで一部製品にわずかな値下がりが見られたものの、相場全体に影響を及ぼすほどの動きには至っておらず、引き続き安定した推移となっています。先月指摘された先物ベースでの強含み観測についても、足元では落ち着きを見せており、先高感はやや後退しています。
国内相場に目を向けると、業務用規格である30尾~60尾については引き合いが強く、比較的堅調な売れ行きを維持しています。外食・業務筋を中心に一定の実需が見られ、在庫の動きも順調な状況です。
一方、市販向けについては現在オフシーズン(オンシーズンは夏場)にあたることから、消費の動きは鈍く、販売は限定的となっています。量販向けを中心に慎重な仕入姿勢が続いており、大きな数量の動きにはつながっていません。
今後については、業務用需要が相場を下支えする一方、市販向けの動きが本格化するまでは、大きな相場変動は起こりにくいものと見られます。引き続き、中国相場と国内需給のバランスを注視しながら、用途別の動向を見極めていく必要があります。
〇冷凍野菜
越冬作のホウレン草の生育は順調であり、3月末頃には船積みとなる見込みです。秋作にて高騰している分、価格は下方予想となりますが2~3月の天候状況を見守る必要があります。
キヌサヤ、スナップエンドウの状況が悪化しています。昨年末、他社にてキヌサヤの残留農薬違反事例が発生。当該作物へ使用していない農薬の検出であり、他圃場からのドリフトが原因と言われています。中国側では複数のロットを自主検査していますが、大方のロットにリスクがあるとの判断に至り、類似ロケーションであるスナップエンドウを含めて出荷止め方針となる工場が増えました。
当該作物、現在は生育期であり、4月下旬~5月中旬が収穫・生産期となります。現況からは新物が現物化する5月下旬~6月までは全国的に在庫枯渇の状況が続きますので、新規商談は不可となります。