毎度格別なお引き立てに賜り心より御礼申し上げます。商品情報2026年1月号をお届けします。
- 大型船
・アジ 180mt
鮮度並~悪 身脂薄々~無 魚体:やや長手~長手(鮮魚・冷凍)
600g: 1mt 浜値K500~K250円
500g: 55mt 浜値K610~K260円
400g: 30mt 浜値K480~K280円
300g: 2mt 浜値K555~K333円
200g: 35mt 浜値K470~K270円
150g: 30mt 浜値K470~K250円
130g: 20mt 浜値K420~K250円
110g: 7mt 浜値K370~K200円
・サバ 4105mt
鮮度良~悪 身脂薄~無 やや長手
800g 15mt 浜値K950~370円
700g 150mt 浜値K880~K280円
550g 300mt 浜値K550~K200円
450~500g 600mt 浜値K480~K200円
350~450g 1000mt 浜値K450~K230円
250~350g 2000mt 浜値K430~K200円
100~200g 40mt 浜値K140~K115円
- 松浦小網
・サバ 760mt
鮮度良~悪 身脂薄~無 やや長手
250~500g 700mt 浜値K390~K130円
100~200g 60mt 浜値K200~K110円
・ゴマローソク 鮮度良~悪
150-250g 100mt 浜値K330~180円
- 長崎小網
・ウルメイワシ
40-90g :730mt 浜値K90-50円/kg
・アジ 420mt(鮮度並~やや弱 やや長手 身脂無~薄々)
350~80g 浜値K1470~270円(鮮魚・生切り)
・ブリ 25mt(やや長手 脂薄々)
サイズ6-3K 浜値K900~500円(鮮魚)
〇サンマ
原料シーズン終了いたしました。
次回更新は2月となります。
〇ズワイガニ
・マーケット
財務省貿易統計によると、1~10月における冷凍ズワイの輸入量は前年同期比26%減の12,975トン。そのうちロシア産の輸入量は15%減の9,801トンと減少するものの、全体に占めるロシア産の比率は76%と記録が残る1990年以降では最高値となりました。ロシア以外の国別ではカナダが48%減の2,088トン、ノルウェーは47%減の588トン。米国は66%減の207トンで、ロシア産を輸入できない米国内の引き合いが強かったのが要因とみられます。グリーンランドも68%減の48トンと大幅に減少しましたが、ベニズワイガニ中心の韓国は30%増の236トンと増加しました。
全体の平均輸入単価は前年同期比20%増の@2,832/㎏で、国別ではロシアが19%増の2,750円/Kg、カナダが30%増の3,462円/㎏、米国が29%増の3,864円/kg、ノルウェーが38%増の2,501円/kg、グリーンランドは69%増の2,209円/kgと全体的に上昇しました。
来期について需要は減るが供給数量も限定され、相場は現状維持から強含みにて推移すると思われます。
・日本
11月6日に解禁となった国産(松葉ガニ)漁ですが、時化が続き相場は上昇傾向です。
また主に価格面から、ロシア産原料への依存度が高まっている現状です。
・アメリカ
先月報にも記載の通り、2025/26年度のアメリカ(ベーリング海)産オピリオ種ズワイガニ漁の漁獲枠は昨年度の2,140トンより97%増の4,218トンと発表されました。昨年同様に大半が米国内での消費が中心となることが予想されます。
ベーリング海のオオズワイガニ(バルダイ種)のTACは前年比79%増の5,103トンと伸長しました。そのうち西経166度以西が2.2倍の4,590トンと増加した一方、同以東が36%減の513トンと減少しました。漁期は、来年3月31日までとなります。
・ロシア
本来オピリオ種全体で約33,000トンの漁獲枠の内、10,000トンほどが活のまま中国等で消費されるのですが、中国の活需要減の影響で生産者側が調整を行った結果、冷凍品の生産・搬入が増加となり日本向けに多く輸出され相場も下がりました。
・カナダ
アメリカ向け輸出が好調で、価格高騰しています。
漁獲枠分はほぼ全量、米国内での消費になると考えられます。
・ノルウェー
1月1日から新漁となり、その漁獲枠は昨対微増の12,336トン(2025年度12,054トン)。オリンピック方式でスタートされる為、大型船が有利とのことから今期同様カナダ産ズワイガニ漁を前にクローズする可能性があり、価格の動向が注視されます。
また、ベーリング海での漁獲について大型サイズが期待薄なため、ノルウェー産の大型サイズの引き合いが優先されると推察されることから高値で取引されると予測します。
〇タラバガニ
アメリカ(アラスカ)産タラバガニは前年比16%増の1,216トンと僅かな製品出来高の為、米国内向けに消費され、日本への搬入は僅かと予想されます。一方で、極東ロシアについては中国/韓国向けの活物が主体となっており冷凍品の日本への搬入は昨年よりも減少が見込まれます。ノルウェー産タラバガニは、来期漁獲枠が半減(956トン)し3-4月が禁漁となります。各産地ともに搬入が非常に限定的であることからズワイガニ同様、現状維持から若干の強含みで推移すると思われます。
〇樺太ししゃも
・原料状況
ノルウェーバレンツは禁漁が決定。
アイスランドは43,700mtに決定、こちらは例年出る枠より大幅減なため値段が高騰することが見込まれます。
・製品状況
小型も徐々に市況から在庫尽きており、各社売り絞りを始めております。
来年の枠が少ない事もあり各社慎重な動きとなっております。
〇鯖
・大西洋
来年の全体枠が299,010mtに決定しました。
ノルウェーの漁獲枠は78,939mtとなり2025年から52%減となります。
枠が大きく減ったことから、1月トロールにどれだけの漁船が沖に出るかは不明瞭な状況で、今後の値段にも注視が必要です。
また製品は各社毎月大きく上げてきており、安価な製品は市場から消えつつあります。
〇鮭鱒類
・銀鮭
先月報に引き続き、アトランティックサーモンの相場回復、秋サケ不漁、為替レートの問題などにて国内相場が高騰しております。チリ現地からのオファー価格も0.5ドルほど値上げしてきており、サイズも大型サイズ中心として4/6サイズの仕入れが難しい状況となっております。生産量としては昨年よりも5%ほど多くなる予想ではありますが、大型化している為、主となるサイズの切り替えが今後出来るか、加工屋筋の頭を悩ませる状況となりそうです。トリム製品も搬入遅れにより、年内の在庫が品薄となり、こちらも相場が高騰しております。しかしながら年明けには搬入がある為、在庫過多になるかどうか注意が必要です。
・トラウトサーモン
先月報に引き続き、トリムCの生産が来年の3月まで見込めないとの事で、国内のトリムCの不足感が出てきており相場が強くなっています。トリムEの生産中心となり、トリムEに関しては相場横這いではあります。ただ、年末向けにて状況変化によっては今後強くなることも想定されます。
〇うなぎ
・中国
ワシントン条約締結国会議にてウナギ目に関する規制提案は否決され、12月5日の本会議で最終決定され、新物のシラス漁次第では更なる値下げも考えられますが、12月25日時点では2回の闇の大潮ではまとまった漁獲は無く、今のところ静観している状況です。
また、ロストラータ種の中国からの輸出に関しまして、ドミニカ共和国の原産である事を証明する書類が必要となり、2026年1月7日付けにて発行されます。
そのため、中国産の輸入が見送られており、今後しばらくはロストラータ種の搬入が少なくなると思われます。ジャポニカ種に関しましては変更点無い為、東アジアでのシラス漁の漁獲次第では大きく相場が変動する可能性があります。
・国産
先月報に引き続き、今季のジャポニカ種シラス漁豊漁を受け、国内先安感が広がっていましたが、国内シラスの成熟は来年以降のため未だ横ばいにて推移しております。
〇サワラ・サゴシ
・中国サゴシ
====2025年原料状況===
新物水揚げは前半を終了しました。今後、春節までは中国内販向け鮮魚出荷が増加します。
水揚数量は前年並みで少なめ、太刀魚・グチ他の近海魚が少ないため浜値は上げ基調になっています。
・韓国原料
====2025年原料状況===
サワラ・サゴシとも前年並みの漁模様でスタートしました。但し、サゴシは11月以降に不漁化し、
大幅減産の状況になっています。そのため、サゴシは原料価格が上昇中です。
今シーズンはサワラ・サゴシとも中心サイズが小さく、サゴシが600-700g主体、サワラは1.5-2.5㎏が多い状態です。
3㎏UPの大型原料は少なく、ベトナム内販向けが浜値を引っ張る状態となっています。
・日本産
先月報に引き続き、サワラ・サゴシとも水揚げ少なくほぼ鮮魚出荷の状態です。
日本海での水揚げシーズンに入っていますが、まとまった数量は見られません。
・サワラ・サゴシ製品
価格は秋口に一旦底打ちし、暫く横這いで推移しておりましたが、今後は円安により原価上昇するため、徐々に値上がり傾向に入ると思われます。
〇キス
全体的に大型サイズの水揚げ中心。
15~25尾 70%
30~40尾 30%
50尾 ほぼなし
先月報に引き続き、全体的に大型サイズの水揚げ多く、徐々に小型サイズも漁獲中です。
小型の40~50尾サイズの引き合い強くなっております。
〇アサリ
昨年は水揚げ順調で、アサリの身入りもよかったため、各サイズの製品供給は安定しております。現状では春漁も順調な水揚げ予想のため、相場は横ばいから弱含み予想です。
〇パンガシウス
12月は年末需要もあり主要産地ベトナムでは、引き合いが強い状態が続いておりました。
年明け1月はテト前需要、また原料の成長芳しくない事から強含みな状況は暫く続くと思われます。
日本国内では、他魚種の高騰より安価な魚種であるパンガシウスが今後も使用数量増となる見込みとなっております。
〇ペルーイカ(アメリカオオアカイカ)
ペルーイカを取り巻く市況については、先月から大きな構図の変化は見られず、引き続き各地で原料・製品ともに在庫水準は高い状況が続いております。ただし、在庫量の多さに反して相場が急落する動きはなく、全体としては緩やかな弱含みで推移しています。
現地情勢としては、ペルーおよび中国のブローカーが引き続き相応量の原料在庫を保有しています。
中国工場における製品相場についても、先月から大きな変動はなく、概ね横ばいから小幅な調整にとどまっています。為替相場では円安基調が継続していることから、日本向けの輸入製品価格は原料市況ほどの下落には至っておらず、価格面でのメリットは限定的な状況です。
国内相場については、引き続き販売ペースが鈍く、在庫消化に時間を要している状況です。一部では価格を下げての販売も見られるものの、全体としては先月同様、需給バランスの緩みを背景に弱含みの市況が続いています。今後についても、在庫動向次第では年末にかけて再度調整局面に入る可能性があり、引き続き慎重な動きが求められます。
〇スルメイカ・マツイカ
スルメイカおよびマツイカを取り巻く市況については、全体として先月から大きな変化は見られていません。中国からの製品価格については、両魚種ともに先月と同水準で推移しており、現時点では目立った値動きは確認されていない状況です。
マツイカについては、中国側からは先物ベースで9,000円/箱近辺となる製品見積が出てきており、先行きに対してはやや強気な見方も見受けられます。しかしながら、国内相場においては8,300円~8,500円/箱前後のレンジで推移しており、現時点では上昇・下落いずれにも振れにくい状況となっています。品薄感は一定程度意識されているものの、実需の動きが慎重なこともあり、相場は足踏み状態が続いています。
今後については、先物価格と国内相場の乖離がどの程度解消されるかが焦点となり、需給バランスや在庫動向次第では、相場が動き出す可能性も考えられます。
〇冷凍野菜
山東省の天候、降水量は平年並みであり、葉物類は先月までの内容にて推移しています。人参、大根も減産しており、原料価格は上昇傾向です。製品価格の据え置きを折衝していますが値上がりの可能性ありますので、ご注意ください。
浙江省、江蘇省のブロッコリーについて。こちら減産エリアもありましたが、物量回復してきており、価格は据え置き予想となりました。