世界有数の水産国である日本においても、その需要のすべてを国内の水揚げだけでまかなうことはもはや困難になりました。
今日においては、水産物は国境を越えてグローバルな商材へと変化を遂げて流通しています。
当社は、水産業界において豊富な情報力を駆使し、世界各国から安全で安心な水産物を調達することができ、お客さまのニーズに最適な水産物を、安全かつ迅速にご提供しています。
当社は、国内外の生産者と強い信頼関係で結ばれており、情報収集のためのネットワークを確立。特に鯵・鯖・秋刀魚などの「青物」と称される魚種においては、国内有数の調達力を有しています。
それらの水産物を多彩な流通ルートを駆使して安定的に供給。生産・加工・流通にいたるすべての過程をコーディネイトしています。
海外の漁港から発信された漁獲情報などをいち早くキャッチし、魚介類の“旬”を逃さぬよう、ノルウェー・オランダ・アイルランド・カナダ・ベトナム・中華人民共和国・台湾・大韓民国など主要な産地にすばやくスタッフを派遣する体制を整えています。また、中華人民共和国の北東部にある大連の提携工場では、最新の工場設備を導入し、徹底した管理体制のもと、高品質で安全・安心な水産加工品を製造しており、グローバルな供給体制を築いています。
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当社では、東シナ海に面した長崎港や松浦港といった九州を代表する漁港に拠点を設けて、現地において妥協のない厳しい検品体制で水産原料を直接調達しています。その他に、日本各地の漁港ともネットワークを構築し、スタッフが直接現地に赴き、“鍛え抜かれたプロの目”で、品質・価格ともに最適な水産物の継続的供給を可能にしています。
長崎港 |
松浦港 |
世界有数の水産物消費国である日本は、これまでは輸入大国として海外から水産物を輸入していました。しかし、EUや東アジアを中心に水産物の需要が高まるなか、今後は「安心・安全な日本産」として水産物の輸出にも大きな期待がよせられています。当社は、韓国や中国を手はじめに、高品質な日本産の輸出にも積極的に取り組んでいます。