水産マンスリーレポート

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2022年6月号

商品情報

日本気象協会によると日本列島の大部分は6月10日頃に梅雨入りするとの予想です。
しかしながら、6月の声を聴く前に、日本列島各地では最高気温が30℃を超え
梅雨を飛び越え、夏に入ったかと錯覚するほどです。
巷では、コロナ禍の状況も徐々に落ち着きつつあり、このまま収束する事を祈るばかりです。
商品情報2022年6月号をお届けします。

ノルウェーサバ

世界的に不足感があります。原料は強含みにて推移していくと考えられます。
加工製品ですが、海外の加工地(特に中国/ベトナム)が一部ロックダウンしてしまった影響で、国内への
製品搬入に遅れが出ています。国内の鯖需要は高いので不足感あり、今後も強含みにて推移していくと
考えられます。

国産サバ

国内各地の鯖の水揚げ量は極めて少なく、ほぼ終了の見込みです。
価格は強含みにて推移しております。

アジ

GW明け一週間は対馬と東海で漁獲がまとまりました。
100本/15㎏以下の小型サイズが多く、大半が冷凍原料(干物)に向きましたが、国内の冷凍原料がかな
り逼迫していることを受けて浜の値段は高値で推移しました。
休漁期間を挟んだ後も対馬と東海で100本以下の漁獲が続き、対馬はお腹に脂が乗ってきています。
6月以降は養殖マグロ用の活けヨコワの漁に移行していく見込みです。

サンマ

ここ数年来の極端なサンマ不漁が継続中に、2022年シーズンは当初から、資源管理強化に向けた議論が
先送りされ、停滞する事態となっています。ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、日本・中国・台湾・
ロシアなどがサンマの資源管理策を協議するNPFCの定期会合が延期となったためです。昨シーズンも
過去最低の漁獲量となったサンマ資源の回復には、漁獲規制の強化が不可欠とされますが、現状のとこ
ろ先行きが見通せない状況です。
国としての日本は、サンマの公海漁場における漁獲規制の強化を模索しており、NPFCでの会合の早期
開催を目指すとともに、同じ沿岸漁業国であるロシアと連携して同海域における同漁他国の公海操業を
抑制したい考えでした。ただし、各国がこの状況下にロシアへの経済制裁を強める中で、漁業における
協力関係を築けるかどうかはかなりの不透明感があります。現状の日本は、サンマ不漁に歯止めをかけ
る有効的な方法論すら見いだせずにいる状態にあると言えます。

サワラ

サワラは、引続き入荷量が少なく国内在庫がショート気味ため、値上がりしているものの引き合いは強
い状態です。今後、夏場にかけて需要は一旦弱くなりますが、秋口から復調する見込みです。
中国サゴシは、例年並みの水揚量でしたが中国の内販向けの引合いが引続き強く、日本向け製品は減少
しました。
韓国サワラは、やや少なめの水揚量でした。外地加工の停滞が継続しており、搬入量は引続き少ない状
態です。
韓国サゴシは、水揚量が大幅減だったため、原料ショートの状態になってきました。

国内水揚げは、定置網等へ散発的な水揚げがありますが、凍結には至らず、鮮魚出荷が主体です。
先の秋・冬シーズンでも加工向けサイズの水揚げが少なかったため、国産フィレ・切身はほぼ完売の状
況です。

スケソウダラ

ロシア原料の中国への搬入がまとまりあったものの、コロナ検疫後の通関については不明確なことや、
アメリカ原料の減枠、中国工場の稼働不足(特に遼寧省は未稼働工場もまだ有り)等の要因から、5月
からスケソウ製品の品不足感が顕著となっております。
今後の中国、東南アジアでの加工次第となるものの、まだ本来の稼働率まだは追いつておらず、しばら
くの間は製品不足感があると推察されます。
相場観としては、原料高、海上運賃等の付帯経費も増えており、横ばいで推移していくものと思われま
す。

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