水産マンスリーレポート

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2022年4月号

商品情報

新年度がスタートし、1ヶ月が過ぎました。
世間ではウクライナ問題により原油価格が高騰し、同時に円安が進行しているため、
輸入品の値上げラッシュが続いております。
世界情勢と為替の安定を切に願うばかりです。
商品情報2022年5月号をお届けします。

ノルウェーサバ

1月のトロールシーズンも少ない数量で終了し、世界的に不足感があります。原料は強含みにて推移し
ていくと考えられます。
またノルウェー現地の在庫はほぼ払底となっております。

加工製品ですが、海外の加工地(特に中国/ベトナム)が一部ロックダウンしてしまった影響で、
国内への製品搬入に遅れが出ています。国内の鯖需要は高いので不足感があり、今後も強含みにて推移
していくと考えられます。

国産サバ

国内各地の鯖の水揚げ量は極めて少ない状態です。今後の水揚げも極めて悲観的です。
価格は強含みにて推移しております。

アジ

4月前半は対馬沖で160~200本/15㎏の水揚げがありました。脂少ないものの鮮度感良いものもあり、
一部冷凍原料(干物)で流通しました。
4月中下旬からは西沖が中心となり、25~60本/15㎏が主体の水揚げ。鮮度弱いものや餌喰いの魚が多
く、鮮魚や海外加工原料として流通しています。
この他、東海でも巻網船1ヶ統操業中で160本/15㎏が主体となっています。

サンマ

5月から解禁となる予定であった公海上でのサンマ操業ですが、過去2年間はサンマ資源減少による費
用対効果が見込めないとして、出漁が見送りとなっていました。今シーズンも解禁を控えての出漁準備
すら行われておらず、継続的な資源動向の低調継続に加え、主たる洋上販売先国であるロシアの軍事侵
攻影響も加わり、実質5~7月期の公海サンマ漁は見送りとなる公算が高いです。
8月に本格的な棒受け網船によるサンマ漁解禁についても、シーズン中におけるロシア海域内の航行や
操業においては現時点では不明瞭な点が多く、近年回復が見込めていないサンマ水揚げには拍車をかけ
るがごとく、不安材料のみが増す状況となっております。

サワラ

サワラは、段階的な価格上昇が続いていますが、入荷が少なく国内在庫がショートしているため引き合
いは強い状態です。急激な円安による値上がりは5月以降も継続する見込みです。
中国サゴシは、例年並みの水揚量でしたが中国内販向けが強く、日本向け製品は減少する見込みです。
韓国サワラは、やや少なめの水揚量でした。現在は外地加工の遅延により国内在庫はショート感があり
ます。
韓国サゴシは、水揚量が大幅減となり、原料ショートの状態に近付いています。入荷状況も外地加工遅
延により不足気味です。

国内水揚げは、北部九州の釣り物が他魚種に変わってきました。他の産地では現状目立った水揚げは見
られません。
先の秋・冬シーズンは、加工向けサイズの水揚げが少なかったため、国産フィレ・切身の引合いは強い
状態です。

スケソウダラ

ロシア原料の中国向けは相変わらず停滞気味との情報があります。
アメリカ原料は引き続き高値推移であり、減枠の影響からフリー玉は限定的です(すべて契約ベースで
完売か?)。
国内相場は品薄、円安の影響から高騰続け、高値留まりで推移中です。下げ要因もなく、搬入も限定的
なため、顕著に消化されています。

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