水産マンスリーレポート

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2022年2月号

商品情報

年末年始にかけ、新型株『オミクロン株』が猛威をふるい、コロナウイルス感染者が爆発的に増加しております。
現在では、全都道府県の70%以上で『まん延防止等重点措置』が発令される事態となっております。
一方で、沖縄県では感染者数がようやく減少に転じ始めトンネルの先に光明も見え始めてきました。
コロナウイルスとの戦いもはや2年、今年中に収束することを祈るばかりです。
商品情報2022年2月号をお届けします。

ノルウェーサバ

冬季のトロール漁法での水揚げが1月頭からスタートしておりますが、水揚げは極めて低調です。原料
の需要は依然高く現地在庫は底払い状況です。
製品状況については、先月と変わらず外地加工がコロナの影響でほとんど機能しておらず製品の不足・
欠品が顕著になっております。今後もしばらくは、強含みで推移すると思われます。

国産サバ

水揚げは未だ低調です。中心サイズは2-500gです。
加工用、缶詰用の引き合いが強く高値での推移が続いております。年明けも暫くは強含みにて推移する
と思われます。

サワラ

春需要にむけた引合いが活発化しています。但し、国内在庫は外地加工品の搬入減により不足感が顕著
になっています。価格面では、円安や経費上昇に加え、新物の原料価格も上がってきました。
中国サゴシは、例年並みの水揚量ながら中国内販向けの強含みと加工経費の上昇により値上がりが避け
られず、日本向け製品搬入は減少見込みです。
韓国サワラは、水揚げ不調のまま漁期終盤に近付いており、今シーズンの寒サワラは大幅減産となる見
込みです。製品価格は、前シーズン原料から新物への切り替わりが進み、今後は強含む予想です。
国内水揚げは、各産地とも大きな水揚げはなく、鮮魚主体となっています。

スケソウダラ

アメリカの減枠、ロシアのスケソウ加工の内製化等、今後のスケソウ業界は大きな転換期を迎えること
となりそうです。
一部情報では、ロシアのスケソウ原料は中国へトランパーによる入港が認められたとの情報もあり、ロ
シアのスケソウ在庫は、方向性が見えてきそうです。
中国国内のスケソウダラ原料品薄、諸経費アップ、原料コスト高により輸入コストは高騰しております。
国内相場は高騰を続けているものの、売り玉がないことから限定的な流れとなっております。

ズワイガニ

1月解禁となったアラスカ産ズワイガニ漁は、既報通り前年対比88%減 2,540t(原魚ベース)の漁獲
枠を元に、漁船70隻、漁師400名で漁が開始されました。
また、2年ぶりに開催となるボストンシーフードショーは、例年であればカナダ産ズワイガニ漁に関し
ての情報交換となる場ですが、新型コロナの影響で出店を見合わせる主力生産者もあるようで今後の展
開に注視が必要と考えます。
1月1日からOPENしたバレンツ海ノルウェー産ズワイガニ漁は、流氷が影響し小型船は漁に苦戦して
いる様子ですが、大型船はコンスタントな生産で順調に積みあがっている模様です。
ロシア産ズワイガニ漁は、4月1日のOPENを前にPACKERとの交渉が本格に開始された模様です。
しかし、アメリカの旺盛な消費や韓国、中国の活ズワイガニの引き合いから、本格的な搬入までは価格
は現状の高値で堅調に推移すると推察します。

タラバガニ

21年度は、アラスカ産タラバガニ漁が禁漁であった為ロシア産、ノルウェー産共にアメリカからの引き
合いが強く、高値で取引が行われた模様です。
22年度ノルウェー産タラバガニ漁の基準が変更になります。今年も258tの漁獲枠と推察されますが、
漁師によって分かれていた漁獲方法が一本化され、サイズ規制が厳格化されることとなります。

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