水産マンスリーレポート

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2020年12月号

商品情報

朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬を強く感じられるようになりました。
新型コロナウイルスの猛威に加え、インフルエンザも見始める時期になります。
感染予防をしっかりと行い、お体ご自愛下さい。
商品情報2020年12月号をお届けします。

銀ザケ

12月からドレス原料の本格搬入始まり、若干原料単価下げる模様です。6/9lbsサイズも多い為、先行して価格
下げを見越しております。4/6サイズは大きい荷動き感はありませんが、今後の生産量は昨年並みなので、相
場は横ばいと予想します。
銀鮭トリムCはコロナの影響で生産が1割ほど減る見込みで、若干の上げ相場です。アトラントリムCとの価格が
逆転してしまい、今後の販売が変わってきそうです。

紅ザケ

漁獲不漁(1万トン減)予想から単価は昨年より1割ほど高く、サイズも小型中心となりそうです。

トラウト

相変わらず生産が少なく、各社荷割り分のみで数量は少ないです。価格も若干上げ相場で推移し、年末需要へ
向けた在庫確保の動きがあり、引き合いが強い状況です。

アトランティックサーモン

相変わらず価格が低迷しており、チリ産トリム製品の国内在庫は潤沢です。年末需要で多少の荷動きはあり
ますが、相場は横ばいから若干弱含みです。

スケソウダラ

Bシーズンのベーリング海は漁獲枠が未達、一方のアラスカ湾はほぼ満枠達成しました。
来期の資源量については、今期を下回る見込みとなっており、22年シーズンにおいてはさらに下回る見込み
も出ております。
国内市況については、相場横ばいで推移し、堅調に製品が消化中と推察されます。

抱卵ニシン/数の子

加工業者の製造はほぼ終了し、年末の販売に向けて販売業者への納入が始まっています。現時点では特に
目立った混乱もなく決まった数量が納品されている模様です。
年末特化の特殊な商材のため今後の実販売で足りなくなるのか、あるいは特に不足もなく終了するのかが
注視されています。
また加工業者は来期の原料確保が切迫した状況になっています。年末から年明けにかけて各エリアの漁獲枠
が発表されていきますが、果たして漁獲枠に準じた生産量があるかどうか、特に数量面の主力であったブリス
トルが非常に不透明な状況であるため、代替の原料確保に動いている模様です。

ズワイガニ

米国内の消費者による内食増加によって引き合いが増加したため、集荷に注力する量販店が高値で買付を
行うことから市場の相場が高騰しました。米国の国内需要が増えたために米国内の在庫が払底されてしまい、
供給が可能な産地(ロシア産、ノルウエー産)の在庫に中小の問屋が群がった結果、高値で取引されて最高値
を更新する状況です。
一方、日本ではGO TO関連で国内消費が若干上向きであるものの、新物の買い付けで米国の高値相場に追い
付けずに買い負けており、国内在庫も薄いことから市場を静観するしかなく、現在の高値のまま推移すると予想
されます。
間もなく、年明けからの米国産新漁に向けた商談が開始されます。新漁は昨対32%の増枠ですが、現在の高値
市況が新漁にどのように影響するか注視が必要です。

タラバガニ

10月15日から解禁となった米国産は、昨対約30%の減枠となりましたが、順調な漁獲状況で間もなくクローズ
の見込みです。米国産の多くは自国の外食で消化されており、ロックダウンで外食が困窮する中ですが、企業
によるケータリングサービスの引き合いが順調な状況から、ロシア産含めて米国の買付が旺盛な状況です。
7月開始のノルウエー産や9月開始のロシア産について、日本側の買付に間に合ったことから加工用としての
引き合いがあり、ズワイガニと同様に引き合いは強い状況のため、相場は堅調に推移すると予想します。

ウナギ

国産の活鰻相場は、豊漁であったため各地の出荷業者の相場はやや下がっております。冷凍蒲焼の製造
も各社進んでいるが、大型サイズは若干少な目です。12月からのシラス漁次第ではさらに下げる見込みです。
中国産は、中国の国内消費が増えていることと、ロシア向けなどの需要が増えてきているため相場は強含んで
おります。特に太物は少なくて価格高い為、来季の夏需要の売れ行きサイズがどのあたりになるか注意して
いかなければなりません。現地工場からのオファー価格について、ロストラータ種とジャポニカ種の価格差が
ほぼ無い状況になってきております。

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