2015年9月号 (3/3) | ![]() |
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ほぼ満枠を消化したカナダ産ズワイガニ(NFL地区・・・50,771mt。GULF24,556mtの漁獲枠)は、順次国内に搬入され、販売されています。
推測される対日数量は、 NF:生SEC3,500mt、ボイルSec…12,000mt、 Gulf:Sec…1,000mt 姿…900mt です。
船凍品・・・加工船の大半が漁を終え、漁獲枠のほぼ満枠を消化した模様です。
その為、新たな増枠が無い限り9月以降の搬入の見込みはほとんど無いと考えられます。
今年の対日向け搬入量は、生冷…約2,400mtボイル冷…1,000mtと予想します。
相場は高値横這いと予想します。
操業船が増えているものの、漁模様が芳しくない状況が続いている様です。
対日向け搬入数量は、1~6月迄累計で約530mtと予想されます(昨対170%増)。
依然、見込みが立たない漁模様です。
纏まった搬入が無く、ボイル冷凍は在庫品薄状況が続き、荷動きはほとんど無い状況です。
その中で、バレンツ産タラバガニが対日向けに販売される等、今後、注意が必要です。
しかしながら、今年春先に漁獲された大型サイズのロシア産生タラバガニや、9月下旬にアメリカ(アラスカ)タラバガニの漁獲枠が発表される等、今後、大型サイズの相場に注意が必要となりそうです。