水産マンスリーレポート

2015年1月号 (3/3)

商品情報

海 老

ブラックタイガー:BT

BTは各産地とも端境期ではあるものの、インドでは国内在庫過多により弱含みな状況となっています。しかし、日本を初め各消費市場とも最需要期を過ぎた為、購買力が低下しており、荷動きが思わしくなく、この状況は続くのではないかと予想されます。
その他主要産地でも、インド程では無いものの、弱含みな状況となっています。しかし、この急激な為替の影響により輸入コストに反映されず、大きな相場動向は見受けられていません。

バナメイ:VAN

バナメイもブラックタイガーと同様、各産地端境期となっています。その為サイズを問わず品薄感が出ており、加えて円安により強含み傾向です。

天然:フラワー、ホワイト

甘海老は各産地漁獲不振であり、また中国向けの引合いが強く浜高となっています。この状況は今後も続くと考えられ、取り扱いに注意が必要です。
アルゼンチン赤エビは、スペイン・中国向けの引合いが強く、現地強含みな状況となっています。円安からも、今後搬入する現物は強含みとなる予想です。

《 国 内 相 場 状 況 》

殻付無頭・有頭原料

BTは、12月、最需要期であるにも関わらず荷動きの悪さから、大手商社を中心に16/20・21/25サイズの大幅な値下げが行われていました。1月では、値下げも一息してくると予想されますが、相変わらず大型(13/15サイズ以上)サイズの品薄感は拭えません。
バナメイは、16/20・21/25サイズが国内在庫過多となっており、最も需要がある31/40サイズに品薄感があります。
アルゼンチン赤エビはヒネ物が殆ど一掃されたことにより、現地高騰しており、今後強含みが予想されます。

むきえび等 製品

急激な為替の変動により、各製品とも現状横這い~若干強含みになっており、今後、更なる価格改定が想定されます。特に大型サイズを使用する加工品は、原料不足により値上げが必至な状況です。取り扱いにご注意下さい。

鮮魚

養殖カンパチ

養殖カンパチの築地市場での卸値は¥1,100~900/㎏と先月に比べ¥50/㎏程度下がっていますが、一向に需要の回復が無い状況となっています。今年の春先から夏場にかけての高値疲れにより量販店や外食筋、回転寿司ルートのメニューから外れており、一向に需要が上向いていません。当初は在池量が少ないとされていたにも拘らず、この停滞により産地側の在池量はこの時期にしては多いとされるまでになっています。期待された年末商戦でも大きな荷動きは無く、今後は更なる相場下げが予想されます。

養殖ハマチ

養殖ハマチは天然ブリ類と競合しながらも堅調な相場形成を見せており、築地市場での卸値は先月並みの¥950~900/㎏となっています。夏からの継続的な単価高により出荷のペースは伸びてはおらず、産地側の在庫は昨年と違って逼迫していない。大きな荷動きは時化などで天然物の水揚げが途切れる年明けになると考えられますが、適正な在池量を保っている為、生産者側も焦って出荷する理由もなく、年明けは相場保合いか、荷動き次第では若干の弱含みが予想されます。

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