水産マンスリーレポート

2014年2月号 (3/3)

商品情報

海 老

エトキシキン問題

1月21日に厚生労働省より養殖エビの餌に抗酸化剤として添加されるエトキシキンの新たな残留基準値が公布され、0.2ppmが適用となりました。
この適用により、インド・フィリピン・ベトナムで行われていた命令検査と30%まで引き上げられていたマダガスカル・マレーシアのモニタリング強化は解除となりました。

《ブラックタイガー、バナメイ、他 産地状況》

ブラックタイガー:BT

エトキシキン基準値緩和の影響は現在端境期の為、春先以降となる見込みです。
インドでは、BT・VANともにEMS(魚病)の恐れから池入れが1ヵ月程遅れる模様です。
また、アメリカの買い付けが増加している為、現地相場は強含み感が出ています。
且つ、その他産地も端境期の為、原料が少ない模様です。原料確保の為に、ベトナムでは年明けより日本国内に搬入したインド・インドネシアの原料がベトナムに多く輸出されている模様です。
今後春先までは、弱含み期待は難しいと思われ、今後の動向に注意が必要です。

バナメイ:VAN

BT同様、大きく動きがあるのは春先以降と予想されます。
中国・タイの原料病死はウイルス(ビブリオ菌)と判明された模様です。今後、抗生物質などによる対処が行われる見込みですが、結果が出てくるのに暫く時間がかかる為、依然として相場は強含み状況です。

天然:フラワー、ホワイト

オーストラリア・その他の天然エビは養殖原料の高騰を受け、相場が引き上げられている状況です。
また、インドではフラワー種は価格高騰により、国内搬入量が減少している模様です。
量販のパック売り用として及びBTの代替えとして、ホワイト種の取り扱いは一時のピークは過ぎたものの依然引合いが強いです。
アルゼンチン赤エビも先月同様で、春漁の漁獲不振により横ばい~強含みな状況となっています。

《 国 内 相 場 状 況 》

殻付無頭原料

一時、BT殻付無頭16/20サイズは荷動きが悪く弱含んだものの、上記記載通り、現地原料少なく、且つ、国内在庫が他国への輸出で減り、品薄な状態となり相場も強含みとなっています。
2月は現地からの搬入数量が多くない為、横ばい~強含みと予想されます。
有頭エビも大型サイズ中心に荷動きが悪く、一時、弱含みしたものの反転、今後横ばい~強含みとなると予想されます。
今後需要と供給のバランスにも注意が必要です。

むきえび等 製品

バナメイムキエビは、各産地が更に価格高騰で、買付けに苦戦を強いられており、且つ、為替の影響により、その他産地も強含みの見込みです。
伸ばし海老・その他製品(エビフライ、寿司エビ、他)も現地状況を受け、今後更なる価格高騰・製品確保に困難な状況が続くと予想されます。

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