水産マンスリーレポート

2014年2月号 (2/3)

商品情報

い か

スルメイカ(船凍)

平成25年度の船凍イカ水揚げはほぼ終漁となりました。八戸船団は今後、北太平洋ムラサキイカ漁に移ります。その他の船団は春までドッグ入りする船が多く、休漁となります。

【水揚げ対比】(主要4港 小木 八戸 函館 酒田 計)
2013年 12月まで  3,361,380ケース 昨年対比 90.9%
2012年 12月まで  3,696,122ケース

上記の様に水揚げ数量は昨対 90%以上ありますが、平均単価は高騰しています。
【平均単価】
2013年 12月まで  2,756円 昨年対比 138.4%
2012年 12月まで  1,991円


これは今年度、加工用のトロール/定置網のイカが少なく、加工メーカーが船凍イカでの原料確保をした結果です。終盤の漁で一時相場も緩む場面がありましたが年明けはまた堅調な相場を維持して今年度は終漁となりました。

尚、年々水揚げ量は減少しています。
2010年 2011年 400万ケース台  2008年 2009年 500万ケース台

カットタコ

中国カットダコ

(岩ダコ)
春節を前に各パッカー生産は終了気配です。年明け以降も品薄の状況続いており、また円安・現地水揚げ不振の影響を受け、価格も強含みで推移しています。
春節に入り現地生産がストップする事から、少なくとも3月までは高値・品薄の状況は続くことが予想されます。

(真ダコ)
岩ダコ同様、春節に入る為、各パッカー生産は一時ストップします。
また、アフリカ原料高値の為、現地真ダコも相場は強含んでくることが予想されます。
春節明けの価格に注意が必要です。

ベトナムカットダコ(岩ダコ)

中国同様テトに入る為、生産は一時ストップします。
いずれにしても来シーズンは4月以降となり、中国以上に高値・品薄の状況です。
昨シーズンのドルオファーも、US$8.0/kg~US$9.0/kgと非常に高く、日本側のネゴも利かない環境でシーズン終了した背景から、各社期待薄の雰囲気漂っています。
来シーズンの新物価格に対する日本側のアクションに注目します。

か に

ズワイガニ

アメリカ(アラスカ)

例年、流氷で漁が遅れる為、今シーズンは12月後半から始まったズワイガニ漁(オピリオ種)は、年が明けて本格的な漁がスタートしました。今シーズンの漁獲枠は、16,200MT(セクション換算)で、昨年よりも15%の減枠です。
今年の成約価格は、ボイル冷L=5/8OZ US$5.50、2L=8OZUP US$6.20(FOBセクション)にてほぼ大勢が固まり、近年にない高値でのスタートで日本側の買い付け数量は激減の状況です。今シーズンは減枠・円安・米国の大型在庫が薄い等から引き合いも強く、今後のマーケットは締まってくると思われます。

ロシア

船凍品(オピリオ種)・・・国内の現物フリー在庫が無く、加工用の原料も薄い状況です。
1月から始まった沿海州(日本海)漁は、大型サイズである為、アメリカ向けの引き合いが強く、円安の影響から高値での取引となっています。また、4月から始まる北オホーツク海(マガダン沖)に向け本格的な漁となります。昨年より密漁が淘汰されつつある環境の為、アメリカ向け輸出が賑わい、高値で取引されています。その為、ロシア側はボイル冷に力を入れています。今後の生冷の搬入の見込みは薄いと思われる為、今後の動向に注意が必要です。

タラバガニ

ロシア

11月21日に始まった商業漁協でのタラバガニ漁は、12月30日で3,467トンを獲りきってクローズしました。大半がボイル冷でアメリカ向けに成約された模様です。

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