水産マンスリーレポート

2011年7月号 (3/3)

商品情報

鮭 鱒

チリトラウト

相場は原料・製品共に前月比横這いで推移。
三陸養殖銀鮭の代替需要も落ち着き、相場は安定してきましたが、先物高予想による今後の相場展開が注目されます。
フィーレ(TrimC)は、安価な小型サイズの荷動きが活発な一方、高値の大型サイズは荷動きが鈍化しています。

チリギン

相場は前月比横這いで推移。
震災後の活発な荷動きが一服し、相場にも大きな動きは見られませんでした。
アラスカ紅鮭の新物価格の動向によっては、今後の相場展開が注目されます。

ノルウェーアトランティックサーモン

国内相場(冷凍フィーレ)は前月比横這いで推移。
今後は強含みで推移する見通しです。
一方、現地の現行相場はチリ産アトランの復活を睨み、イースター明け以降、下落傾向で推移しています。例年、夏場は上げ相場に向かいますが、今シーズンの相場動向が注目されます。

紅 鮭(アラスカ)

相場は前月比横這いで推移。
新物の豊漁予測に加え、ロシア産の安価な在庫品が出ており、新物搬入までは弱含みで推移していく見通しです。

数の子

カナダBC

NO.1 MIXパック CAN7.20/LBS FOBにて成約した模様です。
商社コストで¥1,500~¥1,600/kgを予想。
シトカ産との価格差(国内腹出し=¥1,200/kg予想/中国腹出し=¥1,000/kg予想)を加工サイドがどう見るかが今後の鍵と思われます。

シトカ

前述通りの価格予想。今年は価格的に“数の子”の相場形成の中心産地になることほぼ確定です。

ブリストル

価格棚上げの状態で国内での検品が始まっている模様です。シトカと価格差がどの程度付けられるかどうかが鍵。ガラ市況も今ひとつの状況なので値差が付け辛い状況です。

ロシア

大半が中国向けになると予想されます。数の子の総供給量で昨年をやや下回る500~600t程度の予想。ブリストル同様シトカとの価格差が出るかどうかが鍵と思われます。

養殖鮮魚

ブリ・ハマチ(*単価は浜値)

放養尾数 3年魚 1,100千尾 昨年対比 117%
2年魚 21,180千尾 昨年対比 104%
浜値 船積み k650円~k670円
k630円~k660円

浜値は横這いで推移しましたが、産卵の影響もあり目減りしたことから、大きいサイズの浜値は若干上昇しました。天然物の豊漁により養殖魚の動きが悪いことと、輸出向けの出荷も震災の影響から悪く、昨年以上に3年魚の在池は残っています。現状、昨年より浜値は安値安定ではいますが、夏場に向け徐々に浜値の上昇が予想されます。

カンパチ(*単価は浜値)

放養尾数 3年魚 1,180千尾 昨年対比 52%
2年魚 9,690千尾 昨年対比 117%
浜値 船積み k1,120円~k1,150円
k1,080円~k1,100円

昨年に比べ低調な動きとなっていますが、出荷対象である3年魚の尾数が昨年より少ないこともあり浜値は横這いで推移しています。
現状出荷される魚の魚体は、産卵の影響で小さくなっています。
お盆に向けては、このまま横這いか若干の下げが予想されます。
2年魚の在池が多いことから、成長が回復し2年魚が順調に出始めれば、昨年より販売し易い状況と価格になると予想されます。

タイ(*単価は浜値)

放養尾数(三重) 3年魚 1,429千尾 昨年対比 70%
2年魚 3,711千尾 昨年対比 94%
放養尾数(愛媛) 3年魚 10,230千尾 昨年対比 87%
2年魚 19,140千尾 昨年対比 101%
浜値

荷動きは低調ですが、現在の出荷対象魚となる3年魚の在池が生産の多い愛媛で少なく、昨年より高値で推移しています。特に2k、1.0~0.8kサイズが集荷し辛く、今後、不足サイズからの浜値上昇が考えられますが、この状況から7月も現状維持で推移すると思われます。

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